2017年03月09日

森美術館の「六本木クロッシング2016」が楽しかった話。



2016年6月のことなんですが
友人の漫画家と一緒にセーラームーン展を見に行きまして
その記事はこのブログにも書いたんですけど
森美術館のチケットもついていたので
せっかくだから見に行きました。

女子2人の六本木ヒルズデートとしてお楽しみください!


12:00に六本木ヒルズの蜘蛛のオブジェ下で待ち合わせ。
お昼を食べに女子っぽい感じの野菜屋さんに行きましたよー。

ベジタブルハウス ヤサイヤメイ
http://www.roppongihills.com/shops_restaurants/restaurants/00177.html

六本木ヒルズ,ベジタブルハウス,ヤサイヤメイ,ランチ,バーニャカウダ
六本木ヒルズ,ベジタブルハウス,ヤサイヤメイ,ランチ,定食

ウェストウォーク 5Fにある野菜屋さんです。
野菜屋と名乗っているだけあって野菜もりもりでした!

野菜しゃぶしゃぶのお店だったので
平均予算は\6,000 - \8,000らしいのですが
ランチでお魚定食を食べただけなので
1人2,000円くらいでした!

カウンターに座ると板前さんの料理風景が見られて
なんかちょっとテンション上がりました。
目の前にいた女性の板前さんが綺麗に盛り付けていたのは
私たちが頼んだバーニャカウダで
野菜だけなのに彩が美しすぎる…!!

見たこともない野菜がたくさん食べられたし
お魚も美味しいし
また行きたい!と思う店でした。



その後セーラームーン展を見て
セーラームーンカフェに1時間半列んで入って
ルナムースを美味しくいただいて

次は森美術館じゃー!





若手アーティストの展覧会をやってました。
「六本木クロッシング2016」といったかしら。
30人くらいの作品が展示会場にあって壮大でした。

印象的だったのは手足が不完全な
女性アーティストのポートレイト。

片山真理,東京芸術大学,女性,アーティスト,手足

状況はよくわからないけれど、とても綺麗な写真。


片山真理さんという方でした。
http://shell-kashime.com/

【プロフィール】
1987年生まれ。群馬県で育つ。東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。
9歳の時に両足を切断。以後、自身で装飾を施した義足を使用し、セルフポートレートを制作。
現在、作品制作の他に音楽、モデル、講演など多岐にわたり活動している。
受賞に、群馬青年ビエンナーレ'05(群馬県立近代美術館、2005)奨励賞、
アートアワードトーキョー丸の内2012(行幸地下ギャラリー、2012)グランプリ。
個展に「you're mine」(トラウマリス、2015)。
グループ展に「identity, body it. ― curated by Takashi Azumaya―」(nca、2010)、
あいちトリエンナーレ(愛知県、2013)など。
2016年、六本木クロッシング2016(森美術館)参加、
3331ギャラリー(3331 Arts Chiyoda)個展が予定されている。



その写真の近くには少し不気味な人型?のソフトスカルプチャー。

片山真理,東京芸術大学,女性,アーティスト,義足



この人は存在証明のために自分をかたどった作品を
作り続けているというようなことが
展示パネルに書いてありました。

むっちゃカッコイイ。


さっき調べたらこの方、「ハイヒールプロジェクト」という
着たい服を着て外へ出ることでの患者さんの社会復帰を呼びかける
活動をしているようです。
http://www.fragmentsmag.com/2016/03/mari-katayama-series-9/

むっちゃくちゃカッコイイ。


義足だからってオシャレとかやりたいことを
制限される筋合いはないんですよね。
いいぞ!もっとやってくれ!!




あとは人の顔ばかり撮っている人の展示。

石川竜一
《OP.001208 2011 Ginowan》
「okinawan portraits 2010-2012」シリーズ

森美術館,六本木クロッシング2016,石川竜一,写真,沖縄
森美術館,六本木クロッシング2016,石川竜一,人の顔,沖縄

沖縄の人ばかりを撮影したみたいです。

みんないい顔してるんですよー。
それにこれだけたくさんの人の顔ばかり見せられると
ゲシュタルト崩壊みたいな脳内現象が起きて
人間の顔って面白いなーって思いますよね。





それから、文化庁メディア芸術祭でも展示されていたこれ。

女性カップル,ips細胞,卵子,精子,子供
女性カップル,ips細胞,文化庁メディア芸術祭,精子,子供


実在する同性カップルの一部の遺伝情報から
できうる子供の姿、性格などを予測し「家族写真」を作成した。
現在ではまだ「不可能」な子供だが、近年のiPS細胞関連の研究結果から、
同性間での子供の誕生が夢物語ではなくなろうとしている。
しかし、技術的には可能でも倫理的に許されるのかという議論を
通過しなければ実現は難しい。
一体誰がどの様に、その是非を決定するのだろうか?
一部の医者や科学者か、それとも私たち誰にもその自由はあるのか。
このプロジェクトは生命倫理と科学技術に対する決定を
多くの人に解放する装置として、アートはどのように
関わることができるのかを模索する試みでもある。


文化庁メディア芸術祭,不可能な子供,図解,解説
文化庁メディア芸術祭,不可能な子供,MIT,メディアラボ,デザイン・フィクション

なぜダメなの?
安全面(人体実験)?
これは医療行為なの?
それとも「なんか嫌な感じ」だから?


誰が決めるの?

私たちの生命倫理感は議論によって進化を早めることができる。
もし最終的に、社会がこの技術を禁止する結論に至ったとしても、
この両親にあたる人たちにはまず、
考えたり声を上げるチャンスがあるべきだ。


今ちゃんと解説を読んでみるとなるほどと思います。
文化庁メディア芸術祭で見たときは
雑踏に紛れてあまり熟読して理解することはできませんでしたが。

昨日結婚とか出産の記事を別のブログで書いたばかりなので
古風な家で育った24歳女子と、自由な家で育った26歳男子の結婚観
深く考えさせられる内容です。


"人間"として生まれた以上、誰もが
自分の子供に会ってみたいと一度は思うでしょう。
人間はミミズやセイヨウタンポポとは違って
単体で子供を作ることはできません。
だから自分以外の"人間"=パートナーを必要として
恋愛というものをするんですよね。

だからその相手が同性だとしても
同じ様に自分とその人の子供に会いたいと思うのは自然です。
自分以外の"人間"と子供を作ろうといていることに
変わりはないのですから。

だから技術的に同性カップルでも子供ができるのであれば
その技術を求めて、自分の子供に会うことだって
許されて良いと思います。
不妊治療に近いように考えられます。
だって自分の子供に会いたい気持ちは同じなのですから。



と、考えさせられたので
倫理とか哲学とか美学とか、
時代の問題を考えるきっかけを与える作品の展示は
偉大だなと思います。

以上「六本木クロッシング2016」の感想でした。






【番外編@】

六本木ヒルズのトイレがスーパーロイヤル。

六本木ヒルズ,ロイヤルトイレ,美しい

トイレとは思えないほどの美しい空間。
地球上のトイレが全てこれだったら
トイレのイメージも概念も変わるような気がします。


【番外編@】

東京タワーの光が雲に写っていた。

IMG_8232.JPG

湿度が高かったみたいですごい曇り空だったのですが
雲が近いのか、東京タワーの橙色の光が空に写っておりました。

ちょっと異世界チック。




ふらっと行ってみたら意外と楽しい
六本木デート楽しみましょう!

ではでは




posted by えんぷつ at 15:37 | Comment(0) | 美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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